うさぎとやぎの合間に — niiiwaのはじまり(2)

2017年1月10日→2017年1月30日

ジンギスカンを食べて、ろばの子を誘った翌日、両者の間にさっそく動きが見られました。何事もパパッと動けるのはデキる大人の証拠だと常々思っているのですが、このふたりも例外ではない模様です。

S

ソフトクリーム、冬はやってませんでした… 残念。やっていたとして、ジンギスカンのあと、ソフトクリーム食べられたのか 笑
打ち合わせ、都合の良い日教えてくださーい

T

16日夕方はいかがでしょうか? ソフトクリーム直売所ごと冬は休みなんですね~ 失礼しました。14日も大丈夫かな。

S

14日いいですね。14日なら、お店の絵本担当キムちゃんも参加できる気がする。

T

7時から街場で予定があるので、その前の時間であればいつでも都合つけられます。

S

14日、16:30~18:30 いかがでしょう?

T

了解です。よろしくお願いします。取り扱っている商品のカタログなど持参するようにします。とりあえず。他に何か必要なものがあればお知らせください。

S

はい! お待ちしています!

T

おはようございます。先日はありがとうございました。考えあぐねていますが、今月中にこちらの意向を決めてお伝えしたいと思っていました。それにしても、今日寒い、、。そこで、どこかで時間をいただければと、、。26~28日の19時以降。もしくは、30日。

S

寒いですよね…予定を確認して連絡しますね!父子家庭、息子を保育園に届けて来ます!

T

お気をつけて。送迎の車中って結構いい時間ですよね。それではお願いします!

S

そう。車の中いいですね。最近息子は小沢健二を熱唱してます 笑

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T

つむちゃんがおざけんにみえてきた。『子どもと昔ばなし』に連載中の「うさぎ」がなかなか面白いです。

S

予定ですが、26日の19:00~か、30日なら17:00までなら何時でも。「うさぎ」いいですよね。展覧会でボックス買ったら三冊セットで入ってたので、まとめて読みました。まだ連載続いてるんですか? 「やぎや」に行って読めばいいのか。

T

30日の15時半でお願いします。「うさぎ」連載続いてますよ。僕も途中から持ってますが、「やぎや」で読めるはずです。

S

30日15時30分ですね。場所はどこでも大丈夫です。「うさぎ」、続きを読もう。

T

おはようございます。場所どこにしましょうか?図面見て話をしたいので、現場だとスケール感がわかりいいですが、お店でも可能ですか?

S

いいですよー。定休日なので、下についたら、メッセージください!

T

👍

あいかわらず、ゆるい日常会話の合間に大切な打ち合わせの話を盛り込んでくるふたりですが、するするとコトは運んであっという間に現場視察まで。3KGの佐々木さんがろばのこの藤田さんに声をかけて、たったの3週間。そして半年後には改装も引っ越しも完了しているのですから、おどろきです。>

ところでみなさんも気になったはずの『子どもと昔話』とは。そして「うさぎ」ってどんな話?さらには「やぎや」って?

まず『子どもと昔話』について。これは小澤俊夫さんが代表を務める「小澤昔ばなし研究所」より発行されている季刊誌です(詳細はぜひホームページをご覧ください、ワクワクします)。…ところで先の会話を、ちょっと振り返ってみてください。小澤、、オザケン? あれ? そう、先の会話のなかで、なぜ急におざけんからこの『子どもと昔話』に結びついたのか。。。お察し通り、小沢健二さんのお父上が小澤俊夫さんという謎解きがここに!さらに、この「うさぎ」(正確には「うさぎ!」)は、小沢健二さんによる連載です。

どうやら「やぎや」に行けば読めるらしいので、「やぎや」についてもしらべてみたところ、札幌市西区小別沢というところにある、農家を改装した会員制のカフェとのこと。そして、その名のとおり、やぎがいます。ほかにも家畜としての豚や、もちろん畑もあり、これは、庭ビルの先輩とも言える場所。そしてなんと「やぎや」に最近、子ヤギがうまれたそうです(写真参照、めちゃんこかわいい)。行ってみなくては! と、まだ庭ビルにも足を踏み入れてないのに、遠く東京から思うのでした。次に札幌に行くときは、新旧の庭をはしごしたいと思います。

0話
niiiwaのはじまり

1話
羊を食べて、ロバを誘う

2話
うさぎとやぎの合間に

3話
gan (囲まれた)+eden (エデン=天国のような場所)=gaeden (庭)

Mikiko Taguchi

フリーランスの編集&ライター。niiiwaにも度々登場するタイ・チェンマイの、ホシハナヴィレッジのレシピブック『ホシハナヴィレッジのおいしいタイ料理 』(主婦の友社)を担当。近頃はスプラウト栽培がプチブーム。いつかアヒルのいる庭で、キュウリとトウモロコシを育ててみたい。

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