東郷なりさの絵本原画展

庭ビルに絵本作家がやってくる!

自然のなかの物語 〜絵本作家 東郷なりさの個展〜

こんにちは!

庭ビルに絵本作家がやってきます。東郷なりささん。新鋭の絵本作家で、日本では野鳥の姿を描いた2冊の絵本を出版したばかり。みなさんは、絵本作家に会ったことはありますか?ぼくは、気になる絵本に出会うと、その人に会ってみたいなぁと思います。東郷さんもそのひとり。14日(土)には庭ビルにきてくれますよ!

 

版画をつかった美しくも語りかけてきそうな絵と鳥たちの姿を見事にとらえた物語。北海道での個展は初めて。今回は、それらの絵本の原画も見ることができます。イギリスでの出版を含めると、3冊の原画がやってきます。個展で原画を出すのは初めてなんですって。そして、新作でつかった消しゴムはんこや絵本のダミーも持ってきてくれるので、絵本製作の過程をのぞきみできるのはとっても楽しみ。

 

東郷さんのSNSには、身近な植物や野鳥のスケッチが溢れている。彼女にとってスケッチブックに書き留めることは、日常生活の一部みたい。描くために自然を見つめるということが、好きなのだろうなぁと感じさせる「鳥ってどんな存在?」って尋ねたら、一番身近に「野生の世界」を感じられる存在なのですって。面白い!
いつもは出会うことができない絵本の世界へもう一歩入り込んでみませんか?

日時:2017年10月11日(水)~10月14日(土)

11:00~19:00/会場:2階・庭ギャラリー 14日在廊予定

 

東郷なりさ

1987年生まれ。2015年、福音館書店より『アオサギのさかなとり』。今年10月には『きょうは たびびより』を発行。2010年、東京農工大学農学部、植生管理学研究室卒業。2012年、アングリア・ラスキン大学ケンブリッジスクール・オブ・アートの絵本や児童書の挿絵を学ぶ修士のコースを卒業。日本ワイルドライフアート協会会員。庭しんぶん編集長注目の新鋭絵本作家。

 

 

 

Susumu Fujita

20代から庭とこどもと本にとりつかれ、いまだその間を行ったり来たりしている。学生の時は旅人に憧れながらも、卒業後、土から離れられない農民になり、鶏と豚と野菜の中で過ごす。その後、札幌に戻り、絵本屋になる。庭プレス、ひげ文庫主催。