写真はじめてみました その3

庭ビルの一員になったことから始めた、フィルム写真講座。今回は番外編で「撮影会」なるものに参加してみた時のお話です。

不定期で開催されている撮影会。私が参加したのは写真教室も兼ねた、フィルムカメラ限定の撮影会で、フィルムカメラを持っていない人には貸し出しもしてくれるという初心者にやさしいものでした。
参加者は7名で、開催場所の江別に集合!店長車マッキナ号に乗る人、自家用車や電車で来る人が集まり、お互いの自己紹介から始まります。

参加者にカラーフィルムが1本配られ、カメラに入れたら散策開始です。
「これを撮りましょう!」というものはなく、みんな歩きながら気になったものを撮影してきます。建物だったり、植物だったり、人物(店長は「フリー素材」と呼ばれています)だったり。

同じ場所にいても、気になるものは人それぞれなので、お互い「これいいね!」「こっちもいいよ!」と教え合いながら撮っていきます。会ったばかりのはずなのに、写真を通すとスッと仲良くなれるという不思議な感覚でした。

「これをこんな風に撮りたいけど、どうしたらいいんだろう?」と思ったら、店長に聞いてみましょう。基本的なことから、ちょっとしたコツまで丁寧に教えてくれます。教えてくれる店長の表情をご覧ください!なんて真剣な……。

江別では、駅周辺を歩いた後みんなでランチをし、酪農学園大学へ移動して終了となりました。数時間で36枚も撮れるんだろうか?と心配でしたが、おしゃべりしながら歩いていたら、あっという間に撮れました。むしろ配分が必要になってくるくらい。
撮ったフィルムはその場で店長に預けて、後日お店で受け取ります。そして、Googleのアカウントがあれば、参加者全員の写真データが共有されます。他の方の写真が見られるというのがまた面白い!同じものにカメラを向けているのに、切り取り方が違っていたり、カメラを構える自分が被写体になっていたり……。

写真大好き!という人も、ちょっとやってみたいなぁという人も楽しめる撮影会。春になったら、またやるはず。みなさんもぜひ!

中井 彩子

面白そう!やってみたい!の気持ちを大切にしていたら、埼玉→富山→東京→愛知を経て北海道にやってきていました。身長のわりにたくさん食べるので、驚かれること多数。フィルムカメラ1年生。