tomatoのレセプションに行ってきました。25周年だそうです。tomatoは1990年代に、ロンドンを拠点にして、グラフィック、ウェブ、映像、音楽など、ジャンルを横断して活動し、まったく新しいデザインの価値観をつくり出しました。tomato がなければ、3KGもなかったんじゃないかな。佐々木デザイン事務所ではなく、チームでデザインしているのは tomato に影響されています。
当時は圧倒的に新しかった tomoto が提示した価値観ですが、今ではどれも日常になっています。2016年に、tomatoの価値を説明するのは難しいのかもしれませんね。僕が1960年代の The Beatles や、1970年代の Sex Pistols を理解しきれないのと同じように、同時代に生きているからこそ理解できる価値があるのでしょう。でも、そんなことは関係ない。歴史や時代背景など無視して、目の前にある tomato のグラフィックや映像を感じれば良いのだと思います。昨年 tomato のメンバーの一人、ジョエルが遊びにきてくれました。