うまく説明できるかわかりませんが、理解している範囲で書いてみます。写真はジェファーソン・グリッドと呼ばれるもので、アメリカ合衆国で1785年に採択された、公有地条例によって築かれた測量システムがベースになってできた風景です。
写真の中央に見える正方形は街区(section)と呼ばれ、1マイル四方。その街区が36個集まって郡区を形成していたそうです。土地を効率的に管理するために、街区(1平方マイル)、郡区(6平方マイル)と指定したんですね。今でもその風景が残っていて、Google Earth で見ると、ちょうど1平方マイルに収まった町並みがみつかるようです。
そして、それがなぜジェファーソン・グリッドと呼ばれるかというと、アメリカ合衆国第三代大統領のトーマス・ジェファーソンが公民地条例の制定に何らかの形で関わっているから、ということのようです。ちなみに1マイルは約1.6km。