少し育児に疲れてきたので映画を観てきました。正確に言うなら、育児に疲れたわけではないのですが、仕事をしながらこどもと2人で暮らしていると、非常に規則的な毎日になり、時々時間の無駄遣いというか、やらなくてもいいことをやりたくなります。以前も書いた気がしますが、僕にとっての映画鑑賞は、みんなにとっての飲酒みたいなものなのだと思います。
今日観たのは「未来を花束にして」というイギリスの女性参政権運動を題材にした作品。歴史としてぜひ知っておくべき内容だと思います。100年前には女性に参政権はなかったんですね。イギリスの女性参政権運動について書かれた書籍は日本語ではあまり見当たらないので、未来を花束にしてを観るのが早いかもしれません。主演のキャリー・マリガンが魅力的です。イシグロカズオ原作の「わたしを離さないで」に出演していた方。
未来を花束にしてはともかく、予告編で流れていた2作品はぜひ観てほしいと思いました。グザヴィエ・ドラン監督「たかが世界の終わり」とケン・ローチ監督「わたしは、ダニエル・ブレイク」。どちらも、新作が公開されたら、僕はとにかく劇場に足を運ぶ監督です。もう少し書かないとみんな劇場に行かないですよね。まぁ、書かないよりはいいか。