スパイク・ジョーンズ監督の「her/世界でひとつの彼女」を観ました。いい映画です。おすすめ。人工知能と恋をするという極めて現代的な題材ですが、サイエンス・フィクションというよりも、日常を描いたラブストーリー。僕たちも “Hey Siri” とか “Ok Google” とか言ってる毎日ですから、人工知能はもはや未来ではないんですよね。
ビル街のシーンは上海で撮影されたそうです。TimeOut Shanghaiの記事にロケ地の情報が掲載されていました。上海って未来都市なんですね。
さて、映画を見るとつい邦題について考えてしまいます。この作品の邦題は「her/世界でひとつの彼女」ですが、シンプルに「彼女」でも良かったかもしれません。スパイク・ジョーンズ監督といえばモーリス・センダックの絵本を実写化した「かいじゅうたちのいるところ」を監督していますよね。日本語吹き替え版があるようなので、今度、息子と一緒に観てみようと思います。